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2007年11月26日

●脱・娯楽!“踊る”コンビの「誰も守ってくれない」来秋公開!

 「踊る大捜査線」シリーズの生みの親として知られるフジテレビの亀山千広プロデューサー(51)とその脚本家、君塚良一氏(49)の“踊るコンビ”が、新たな刑事映画を製作することが25日、分かった。君塚氏が監督、佐藤浩市(46)が主演、志田未来(14)がヒロインを務める「誰も守ってくれない」で、来秋公開。娯楽大作から一転、今作で目指すのは本格社会派映画だ。

 平成15年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE2」で、実写邦画歴代1位の興行収入(173.5億円)をたたき出した名コンビが、あえて同ジャンルの刑事モノに挑戦する。

 「誰も-」は、警察署内の権力争いを軸に人間味あふれる刑事らの姿を描いた「踊る」シリーズとは一転、殺人犯の妹を世間の目から守る刑事を通し、現代社会が持つ非情さ、人間の弱さを浮き彫りにする社会派映画。

 「踊る-」の連続ドラマ時(平成9年)から企画を考えていた君塚監督が、柳葉敏郎(46)主演の映画「容疑者 室井慎次」(平成17年夏公開)のメガホンを執ったことで自信をつけ、昨春、亀山Pに相談。

 これまで「容疑者-」や俳優、ユースケ・サンタマリア(36)主演の「交渉人 真下正義」など、「踊る-」のスピンオフ企画でさまざまな角度から刑事映画を描いてきた亀山Pも「どうしても(娯楽要素の強い)“踊る”の世界では描ききれないものがある」と製作を決意した。

 そんな「誰も-」では、被疑者の家族に焦点をあて、犯人と血がつながっていることで虐待を受け、崩壊していく家族の姿が描かれる。

 君塚監督は、世間の中傷から少女を守る主人公にははじめから佐藤をイメージしていたといい、「彼は我慢する日本の男を演じられる唯一無二の宝です」と絶賛。

 一方、兄の犯罪のショックで心を閉ざしてしまう少女役には、昨秋放送の日本テレビ系「14歳の母」でキラリと光る演技を見せた志田を抜てき。「感性の芝居をする子。この難しい役をどう演じてくれるか楽しみ」と期待を寄せる。共演はほかに、柳葉敏郎、石田ゆり子(38)、佐々木蔵之介(39)ら。

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