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2007年12月04日

●白い恋人 「今は安心」? 人気回復し販売自粛前の水準に

 石屋製菓(札幌市西区、島田俊平社長)が販売を再開した主力商品「白い恋人」(ホワイトチョコタイプ)の売れ行きが好調で、生産体制が販売自粛前の水準に回復した。賞味期限の改ざんなどで企業イメージが一時悪化したが、「今は安心」と信頼感がかえって高まった印象を口にする客もいる。

 「白い恋人」は11月15日、3カ月ぶりに製造を再開した。22日に道内約400の土産店で販売を始めたところ、売り切れの店舗が続出し、品薄状態が続いている。

 新千歳空港の「三越新千歳空港店」では先週末、12枚入り(630円)を450個入荷したが、開店後20分ほどで売り切れた。入荷量は販売自粛前の3分の1程度で、浅野勝雪支配人は「以前からまとめ買いするお客が多い商品。(品薄で)かえってお客に迷惑をかけるのではと心配だ」と話した。

 同空港で買い求めた道内の女性客は「不祥事があったから今は品質管理がきちんとしているはずで、安心して食べられる」と話した。

 石屋製菓は当初、1日約40万枚のペースで製造を再開。11月24日には操業を3時間延長し、従業員も残業で対応してきた。現在、販売自粛前(1日48万~55万枚)と同水準の1日約50万枚に増産したが、在庫不足のため、品薄状態に対応できていない。

 製造部門強化のため、11月下旬には正社員・契約社員の募集も始めた。同社は「想像をはるかに超える販売数に生産が追いつかない。今は小売店の受注に対応できるよう全社挙げて取り組んでいる」と話している。

 石屋製菓は4日、「白い恋人」の増産で他の商品に生産ラインを割けなくなったとして、今月10日と25日にそれぞれ予定していた「白い恋人ブラック」(ミルクチョコタイプ)とミルフィーユ菓子「美冬(みふゆ)」の製造再開を来年1月31日に延期することを決めた。

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