●TOTO 3月の日本公演で無期限活動休止を宣言
米大御所ロックバンド「TOTO」が3月、米歌手のボズ・スキャッグス(63)と行う来日公演を最後に活動を休止することが23日、分かった。ギター兼ボーカルのスティーブ・ルカサー(50)が本紙の取材に「TOTOとボズはともにキャリアをスタートした。だからこの特別なジョイントツアーでTOTOを終わらせる」と宣言した。同公演ではキーボード、デヴィッド・ペイチ(53)の5年ぶりのツアー復帰も決定した。
TOTOとしては2年ぶり13回目の来日公演。3月20日(東京・JCBホール)の初日に先駆け、6作目のソロアルバム「エヴァー・チェンジング・タイムス」を同5日に発売するルカサーに、ツアーへの意気込みを聞くと、衝撃の答えが返ってきた。
「TOTOのショーはしばらく見られなくなるので、絶対に今回のショーを見逃さないように」。同31日(東京・国際フォーラムA)のステージをラストに、無期限活動休止することを明かした。
今年デビュー30周年を迎え、グラミー賞7冠に、アルバム12作の総売り上げ3000万枚の実績を誇る世界的バンド。92年のドラマー、ジェフ・ポーカロの急死やメンバーの脱退など度重なる解散の危機を乗り越えてきたが、今回、フロントマンが初めての活動休止を宣言した。
もともと、スタジオミュージシャンとしてそれぞれ活躍していたメンバーが、ボズがAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の代名詞となった名盤「シルク・ディグリーズ」(1976年)のレコーディングとツアーのために集められた。「TOTOとボズはともにキャリアをスタートした。だからこの特別なジョイントツアーでTOTOを終わらせる」とルカサー。親友との32年ぶりの共演で花道を飾る決意を語った。
ペイチの5年ぶりの出演も決まり「楽しみだね」とルカサー。代表曲「ロザーナ」「アフリカ」はもちろん、「ボズとは懐かしい曲をいくつか一緒に演奏したいと思っているよ」と「シルク―」収録の名曲「ウィア・オール・アローン」も聴かせてくれそうだ。「絶対見なければならない今年最大の音楽イベント!」とツアーの出来に自信を見せた。
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