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2008年03月22日

●安房が九回に2点を挙げ城北を降す

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれている第80回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)は22日、第1日第3試合が行われ、21世紀枠で出場した安房(千葉)と城北(熊本)が対戦。安房が九回2死から2点を挙げ、2-0で城北に競り勝った。

 ○安房(千葉)2-0城北(熊本)●

 安房は九回2死から鈴木が内野安打。4番・鹿嶋の右越え三塁打で1点を挙げ均衡を破ると、続く佐藤の左前打で2点目。佐野は9安打を許しながら、要所を締めて完封勝利。城北は四回以降、毎回走者を出したが適時打なく、村方の好投に報いられなかった。

 ▽安房・早川貴英監督 序盤は相手投手の球にバットが当たらず、終盤勝負だと思った。佐野はボールを低めに集め、高さの失敗がなかった。

 ▽城北・末次敬典監督 好機で1本が出なかった。大振りで打ち上げてしまっては点が入らない。村方はよく投げた。九回の3連打は、相手が上だった。

 ○…最後に笑ったのは粘りの投球を見せた安房の佐野だった。城北の村方が序盤から、得意のスライダーで三振の山を築いた。佐野は直球は120キロに満たないものの低めを丁寧に突いて対抗。9安打を浴びながら要所を締め、完封した。「投手としては相手の方が上。あんな投球をしたいけど、自分にはスピードもないし、あれしかない」と佐野。お立ち台では「必死に助けてくれた仲間のおかげ」と、無失策で守り切ったバックに感謝した。

 ○…「チャンスはあったのに」。城北の4番・山崎は悔やんだ。9安打を放ちながら好機をとらえられず、完封負け。なかでも惜しまれるのが、八回2死二塁の場面。山崎の右方向への打球は一、二塁間を破るかと思われたが、一塁手に体で止められ内野安打となり、二塁走者は生還できず。「なんとか一本と思ったが」。適時打を阻まれた4番は、唇をかんだ。

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