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2009年01月19日

●X JAPANが香港で初の海外公演

昨年大みそかの東京・赤坂BLITZ公演を皮切りに世界ツアーをスタートさせた人気ロックバンド、X JAPANが16、17日、アジア・ワールド・エキスポで初の海外公演を行った。89年のメジャーデビューから20年にして念願の海外上陸。

日本語での大合唱や“Xジャンプ”など現地ファンと一体となり、リーダーのYOSHIKIは「信じられない、この日が訪れるとは…」と感無量の表情を見せた。

 力強く足踏みするストンピングやXコールが響き渡る。アンコールでメンバーがカンフー着姿で登場すると、会場は地鳴りのような大歓声で沸いた。YOSHIKIは「知ってる?実は今日が日本以外で初めてのコンサート。信じられない。この日が訪れるとは…」と感激の表情。ボーカルのTOSHIは「アチョー!!レイデーハーイX!!(おまえらもXだ)」と広東語でおどけてみせ、16日とこの日の2公演を見守った計2万人に感謝を届けた。

 海外公演はバンドにとって悲願だった。92年、ギターのhideさん(享年33)を含む5人で世界進出すべく米ニューヨークで会見を開いたが、実現しないまま解散。それだけにYOSHIKIは「何てお礼を言えばいいか分からない」と感謝。夢の舞台に立てる喜びをかみしめた。

 「破壊の夜」と題された公演では、日本からコンテナ20台分の機材を持ち込み、hideさんが常に映像で参加するなど“5人のX”を強調。ファンは終始熱狂し、「紅」では赤いポンポンを振り、「X」ではメンバーと両手を交差させて“Xジャンプ”。YOSHIKIも1000万円以上するメーンドラムの破壊パフォーマンスで魅せ、会場は全11曲ともに日本語の大合唱で沸いた。

 昨年大みそかに赤坂BLITZで幕明けた世界ツアー。98年のデビュー以来、初の海外公演となった香港では、90年代の日本ブームとともにX JAPANの勢いが波及。ヴィジュアルロックの新風を吹き込んだとして「マスター・オブ・ロック」と崇拝されており、ここ数年のインターネットの普及で人気は加速。伝説のバンドを取材しようと、中国や地元のメディア約60人が集まった。

 最後は初の海外公演を完走したメンバーにファンが惜しみない拍手。新たな一歩を踏み出したYOSHIKIは「世界のトップが見えた」と確信。世界制覇への土台をしっかりと築き上げた。

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